ゾーンピッキング フェーズ2:打刻連携、水蜘蛛、AI説明、課金、実績
最終更新 2026-10-21
ゾーンピッキングに追加された5機能:打刻とゾーンの連携、水蜘蛛タスクボード、タスク分割ごとのAI説明文、3PL自動課金、ゾーン別実績ダッシュボード。

フェーズ2の追加機能#
フェーズ1では主フロー(ゾーン定義、分割タスク生成、モバイル集品、統合エリアでの統合)をカバーしました。フェーズ2では日常運用を支える5機能を追加:打刻とゾーンの連携、水蜘蛛タスクボード、分割理由の分かりやすい説明文、3PL自動課金、実績ダッシュボード。いずれも純粋な追加で、フェーズ1の使い方は変わりません。
1. 打刻時に当日のゾーンを選択#
- モバイルで通常どおり打刻します(attend/punch)。固定ゾーンに割り当てられている場合、打刻後にゾーン選択が表示されるので、当日担当するゾーンをタップします。
- 1人1日1レコード:打刻と当日のゾーンが一緒に保存され、誰がどのゾーンを担当しているかが分かります。
- 主管はデスクトップで当日ゾーン別の出勤を確認できます。欠勤があれば、その人の未処理タスクを同ゾーンの他の人に再配分します(フェーズ1のガイド参照)。

2. 水蜘蛛がトートを運搬#
水蜘蛛は空トートを各ゾーンへ配送し、満杯トートを統合エリアへ回収する担当者です。集品作業者がトートを取りにゾーンを離れる必要はありません。
- 水蜘蛛タスクの番号はWSP-で始まります(例:WSP-000123)。
- 2種類のタスク:deliver_empty(空トートをゾーンへ配送)、collect_full(満杯トートをゾーンから統合エリアへ回収)。
- デスクトップ:WMS → Water Spiderボードで全タスクとステータスを確認。モバイル:水蜘蛛はタスクを開き、実行画面で運搬を行い、タスクページで実際に扱ったトート数を入力してクローズします。計画より少ない場合は、クローズ時に理由の選択が必要です。
3. 分割ごとに分かりやすい説明文#
タスク生成時、ウィザードのステップ2に各タスクの下に「なぜこう分割したか」の一文が表示されます——例:「Aゾーンの3件の受注を同じ通路にあるため1タスクに統合」。なぜそのグループ分けになったかを推測する必要がありません。
- 説明文はルールテンプレートで生成され、有料AIサービスは使いません。コストはゼロです。
- 製品の他部分と同様、6言語に対応しています。
- 説明文はルールの判断内容を示すもので、実際に集品するのはタスク内の明細行です。
4. 3PL課金は自動で記録#
集品作業を荷主に請求する倉庫では、手入力が不要になります。ゾーンピッキングタスクの完了と同時に、課金イベントが自動で記録されます。
- ゾーンピッキングタスク1件の完了で、課金イベントWMS-ZONE-PICKが1件記録されます。
- 複数荷主のタスクは按分されます:1タスクで複数の荷主の商品を扱った場合、各荷主に個別のイベントが記録され、自分の分だけが請求されます。
- 統合エリアでのトート統合も、1回の統合ごとにイベントWMS-ZONE-CONSOLIDATIONが記録されます。
- すべてのイベントは標準の3PL課金パイプライン(billing_events)を経由し、他の料金と同様に請求書に表示されます。

5. ゾーン別の実績を見る#
デスクトップ:WMS → Zone Picking → Performance。日数範囲を選んでゾーンを横並びで比較します。
- 完了率:期限内に完了したタスクの割合。
- 遅延率:期限を超過したタスクの割合。
- ゾーン別平均:ゾーンごとの平均集品時間——人手不足やレイアウト改善が必要なゾーンが分かります。
5つの機能はいずれも純粋な追加です:水蜘蛛や3PL課金を使わない倉庫では、これまでどおりの使い方のままです。