商品同期は4つのノードに: 在庫・価格・画像・商品情報
旧来の「在庫+商品」2ノードは同じリズムで回していました。これからは4つの独立ノードに:在庫は15分ごと、価格は毎日、画像と商品情報は必要時に同期。
これまでは2つのノードでした:channel.push_inventory(在庫)と channel.push_products(商品)。「残り何個」と「何を売るか」の分担は理屈の上ではきれいでしたが、実務ではちぐはぐでした。在庫は15分ごとに送る必要があるのに、商品情報(タイトル・画像・価格)は1日1回でも多い——リズムの違うものを2つのノードに詰め込むと、在庫反映が遅れて売り越しになるか、画像や価格を何度も送ってプラットフォームのAPI枠を浪費するかのどちらかでした。
なぜ4つに分けるのか#
考え方は一文です:変化の速さが違うものは、分けて同期すべき。
- 在庫:売れるたびに減り、大セール中は数分で変わる → 15分ごとに送信。
- 価格:人の判断で変えるもので、1日に数回がせいぜい → 1日1回、または価格変更後に手動で送信。
- 画像:新商品の登録や画像差し替えのときだけ変わる → 必要時に送信、定期実行は不要。
- 商品情報(タイトル・説明・重量・バーコード):商品の登録・編集のときだけ変わる → 必要時に送信、定期実行は不要。
各ノードの役割#
channel.push_product_inventory —— 在庫同期
OMS / WMS の販売可能在庫をチャネルに送信します——購入者が見る「残り X 点」の数字です。4つの中で最も忙しく、きっちり定刻で回すべき唯一のノードです。
- 必ずオン:15分ごとのタイマー実行(テンプレートの既定値)。
- 大セール/タイムセール中は5〜10分間隔に詰められます——チャネルのAPIレート制限に注意。
- 数量だけを送り、価格や画像には触れません。だから速く、API枠の消費もわずかです。
channel.push_product_price —— 価格同期
販売価格をチャネルに送信します。価格は人が決めるもの——変わったときだけ送れば十分です。
- 1日1回のタイマー実行(テンプレートの既定値)をセーフティネットに。
- 価格変更のたびに手動で1回実行すれば、新価格が即時反映され、翌日を待つ必要がありません。
- 在庫ノードとは切り離し、独自のスケジュールで回すのがおすすめです。
channel.push_product_images —— 画像同期
メイン画像と詳細画像をチャネルに送信します。画像は最も帯域を食い、チャネル側の審査も最も遅い——定期実行する理由がありません。
- 新商品の登録、メイン画像の差し替え、詳細画像の追加のときに手動で実行。
- 1回の実行で一式を送信。1枚だけ変わった場合、多くのコネクタはその1枚だけの送信に対応しています。
- 送信後はストアの表示を確認:画像はキャッシュされるため、反映に数分かかることがあります。
channel.push_product_profile —— 商品情報同期
「商品情報」フィールド——タイトル、説明、重量、寸法、バーコード——をチャネルに送信します。
- 商品の登録、タイトル・説明・重量の編集のときに手動で実行。
- バーコード・重量などフルフィルメントに影響する項目は、変更後すぐに送信してください。
- タイマー実行は不要です。
「商品フル同期」テンプレートの使い方#
Flow テンプレートライブラリに「商品フル同期」テンプレートが追加されました:1回のクリックで4つのノードを在庫 → 価格 → 画像 → 商品情報の順に実行します。新商品をチャネルに公開するときや、商品ページを作り直した後の全更新に最速の方法です。
- Integration → Flow → テンプレートから新規作成を開き、「商品フル同期」を選択。
- 接続を選択:どのチャネルに同期するか(チャネルごとに1つの Flow)。
- フィールド Mapping を一度確認:SKU・価格・画像のフィールドがチャネルの期待通りに対応しているか。1か所間違えると4つのノードがまとめて失敗します。
- 「実行」をクリックして手動で1回実行:チャネル側できちんと表示されることを確認してから本番利用してください。
- 商品の登録・編集のたびに実行してください——手動トリガー前提の設計なので、タイマーには掛けないでください。
旧ノードからの移行#
旧来の channel.push_inventory と channel.push_products は廃止されました。既存の Flow は4つの新ノードに切り替えてください。対応関係:
- push_inventory(在庫)→ push_product_inventory
- push_products(商品)→ 3つに分割:push_product_price(価格)+ push_product_images(画像)+ push_product_profile(商品情報)
よくある質問#
在庫がずれる・売り越しが起きたら?
まず2点を確認:① 15分間隔がこの店舗に十分か——売れ筋のセール中は間隔を詰めることも検討;② チャネル側のAPIレート制限で送信がスキップされていないか。両方問題なければ Mapping を確認。
4つのノードの頻度は変更できる?
はい。各ノードは独立したスケジュールで動作し、互いに影響しません。頻度を上げる前に:頻度アップ=API呼び出し増、と心得てください。
画像を送ったのにストアに反映されない?
ノードの「成功」は「送信できた」という意味にすぎません。チャネル側には画像審査とCDNキャッシュがあり、数分〜数時間の遅延は正常です。まずチャネルの管理画面で画像が更新されているか確認してください。