ユーザーマニュアル
ヘルプセンター/ユーザーマニュアル/ルーティングエンジン:受注が倉庫を自動選択

ルーティングエンジン:受注が倉庫を自動選択

最終更新 2026-10-15

引当・送信時にエンジンが倉庫を自動決定:カスタムルール、郵便番号ゾーン、在庫感知、分割履行、コスト・SLA。確定前に試算プレビュー可能。

引当・送信(draft → allocated)時に倉庫を手動選択する必要はありません。エンジンが自動決定し、理由を監査ログに残します。

判定の順序:4層#

  1. まずカスタムルール:優先度番号の小さい順に試し、条件すべてに一致する最初の有効ルールが勝ち。条件はチャネル・商品数・配送業者・サービス・顧客ランク。
  2. ルールが一致しない場合、3つの排他戦略のいずれかが適用(同時に1つのみ有効):郵便番号割当・配送先市場内・最寄り拠点。
  3. 在庫感知:各候補倉庫の利用可能在庫を確認。全明細を満たす最初の倉庫が勝ち、なければ不足合計が最少の倉庫。
  4. フォールバック:最優先の倉庫(優先度番号最小)。

設定場所:受注ルーティングページ#

  • 「受注ルーティング」ページを開く:一般ルール、郵便番号ゾーン、カスタムルール、在庫不足処理、バックオーダー戦略、コスト・SLA ルーティング。
  • カスタムルール:「新規ルール追加」— 名前、優先度(小さいほど先)、条件:チャネル・商品数・配送業者・サービス・顧客ランク。削除せず無効化も可能。
  • 郵便番号ゾーン:「新規ゾーン追加」— 開始・終了・倉庫。複数ゾーンに一致したら優先度最小が勝ち。
  • 倉庫の優先度はマスタの倉庫編集画面で:数字が小さいほど先に選ばれる。既定は 100。

在庫不足時:例外 vs バックオーダー#

  • 「例外」を選択:注文は「例外」ステータスで保留、引当なし。不足明細を監査ログに記録。解決後、下書き/確認済みに戻す。
  • 「最優先倉庫」を選択:全在庫ありの最優先候補に切替。なければ下のバックオーダー戦略へ。
  • バックオーダー戦略「在庫あり明細を先に出荷、不足はバックオーダー」— 既定。
  • または「全明細が揃うまで保留」— 注文は下書き/確認済みのまま待機。
引当前、倉庫未定の下書き/確認済み注文には「ルーティング試算」ボタンが表示。フルエンジンを実行(書込なし)。モーダルに勝者倉庫・ルール・戦略・顧客ランク・不足明細・推定運賃・SLA を表示。
ルーティング判定フロー:ルール順序 → 倉庫解決 → 在庫チェック → 不足分岐 → 分割/結合 → 倉庫確定。

分割フルフィルメント:1注文を複数倉庫から出荷#

  • 「分割フルフィルメントを許可」は既定で有効。メイン倉庫で全明細を賄えない場合、明細ごとに分割出荷。
  • 商品別倉庫割当:商品ページで「優先倉庫」を設定。その明細は在庫の有無に関わらずその倉庫へ。
  • サンプル商品は分割不可:サンプル明細は常にメイン倉庫から出荷。
  • 注文ヘッダは最多明細の倉庫を保持。監査ログに明細ごとの倉庫を記録。

注文の結合と商品ごとの分割#

  • 合単ルール設定:スイッチを有効にすると一覧に「注文を結合」が出現。2件以上選択 → 結合プレビュー → 結合確定:全明細を最も古い注文に移し、元注文はキャンセル。
  • 「1注文1商品」:2明細以上の下書きに「商品ごとに分割」ボタンが表示。各明細が独立した注文に。元注文はキャンセル。

顧客ランク別ルーティング:優良顧客を優先#

  • 顧客ページにランク列とドロップダウン:標準/シルバー/ゴールド/プラチナ。未設定は標準扱い。
  • カスタムルールの条件に顧客ランクを含め可能。プラチナ顧客は常に優先倉庫へ、など。

コスト・SLA ルーティング#

  • 「コスト優先」:在庫充足の候補の中から推定運賃が最安の「倉庫+配送業者」を選択。料金は現時点で推定値。
  • 「納期SLA」:注文の希望出荷日を基準に距離から所要日数を見積り、間に合う中で最安の倉庫を選択。
  • 両方有効:まずSLAで絞り、その中で最安を選択。
手動指定の倉庫が最優先:手動で指定すればエンジンは介入しません。全ての判定は監査ログに記録。