CMP-05 Temperature Compliance Report
倉庫と温域ごとに見る日次の温度コンプライアンス:逸脱時間、逸脱回数、記録の完全率です。
このレポートは管理温域の日次温度記録です。倉庫、温域、日ごとに、読値が何件取れたか、温度が限度を超えた回数と時間、その日の記録が期待に対してどれだけ完全かを示します。リアルタイムデータを使うため、新しい読値は記録されるとすぐに表示されます。
このレポートの目的#
冷蔵・管理保管が範囲内に留まったことの日次の証明として使います。シフト開始前に前日の各温域を確認する、荷主や監査担当からある日の温度記録を求められたときに答える、点検が漏れた温域を見つける——温度自体に問題がなくても、点検漏れはコンプライアンス上の欠落です。
集計の口径#
各行は倉庫、温域、日の組み合わせです。逸脱回数は、限度を超えた連続区間の数を数えます。逸脱時間(分)は同じ日の隣り合う読値の間隔から近似推算します。逸脱した読値は同じ日の次の読値まで続いたものとし、日をまたぐ区間は繰り越しません——各区間はその日の分として数えます。そのため、手作業の点検読値がまばらだと時間は粗い推定になります。読値が少ないほど推定は粗くなります。
完全率は、その日の主なソースに対する期待件数と、その日の読値件数を比べます。手入力または取込の読値はシフトあたりの期待点検回数、デバイス読値がある日は1440をデバイスの送信間隔(分)で割ったものが期待件数です。温度の上下限が設定されていない温域は分けて表示され(しきい値設定=いいえ)、逸脱の判定には入りませんが、読値は通常どおり数えます。
設定と読値の場所:温域の温度限度——許容できる最低温度と最高温度、シフトあたりの期待点検回数——は倉庫の温域設定で保持します。読値は倉庫の温域ページから入ります。CSVファイルの取込、またはモバイルでの入力です。同じ温域・同じ時刻の同じ読値を重複して取り込むと自動で重複が除かれるため、同じファイルを繰り返し取り込んでも件数が膨らむことはありません。
ディメンションとフィルター#
- 倉庫 — 温域が属する倉庫
- 温域コード — 温域のコード
- 温域 — 温域の名前
- 日 — 読値が属する日
- しきい値設定 — 温域に温度限度が設定されていれば「はい」。「いいえ」の温域は逸脱判定に入らない
- 読値件数 — その日に記録された読値の数
- 逸脱回数 — 連続した逸脱区間が何回あったか
- 逸脱時間(分) — その日の逸脱時間の推定合計
- 期待読値数 — その日の主なソースの口径で、その日に有るべき読値の数
- 完全率% — 読値件数を期待読値数で割った割合
- 設定できるフィルター:日付範囲、倉庫
読み方#
まず完全率を見てください。割合が低いのは、その日の証拠が薄い——点検が漏れたか、読値が取り込まれていない——ということで、記録の問題であり、温度に問題があった証拠ではありません。次に逸脱の列を見ます。回数は何回起きたか、分数はおよそどれだけ続いたかを示します。「しきい値設定=いいえ」の行はまったく判定されていません。その温域が本来温度管理すべきものなら、まず倉庫の温域設定で限度を設定し、そのうえで完全率を管理目標として読んでください。
典型的な活用場面#
- シフト開始前に、前日の管理温域すべての温度コンプライアンスを確認する
- ある日の記録を取り出して、荷主や監査への証拠にする
- 完全率の低い温域を見つけ、漏れた点検をフォローする
- 逸脱時間のある日を調べる:何区間あり、各区間がおよそどれだけ続いたか
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