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Sage Intacct 接続:顧客・請求書・製品を同期

最終更新 2026-11-01

Sage Developer Portal で Client ID と Client Secret を取得し、専用の Web Services ユーザーを承認して Integration に入力、テスト・マッピング・有効化——顧客・請求書・製品が双方向に同期します。

Sage Intacct コネクタは Sage Intacct とお使いのシステムの間で顧客・請求書・製品を双方向に同期します。いずれも取り込みと送信ができます。販売注文と在庫は現時点ではこの接続の対象外です。今同期できるのは顧客・請求書・製品です。最初から重要な点が一つあります。認証情報は専用の Web Services 統合ユーザーに紐付いており、そのユーザーで Web 画面にログインするとトークンが無効になります(REST-2102)。

Sage Intacct 接続手順:認証情報、テスト、Mapping、有効化。

前提条件#

  • Sage Intacct の会社と、その会社の Sage Developer Portal 内のアプリ。
  • 専用の Web Services 統合ユーザーを用意し、会社設定で明示的に承認すること。この接続専用に作成したユーザーを使い、個人の日常ログインは使わないでください。
  • その統合ユーザーで Sage Intacct の Web 画面にログインしないでください。トークンが無効になり、以降の同期が REST-2102 で失敗します。
  • 複数エンティティを使う会社は Entity ID を用意してください。company_id フィールドに入力します。単一エンティティの会社は空欄で構いません。

認証情報の取得#

  1. Sage Developer Portal → アプリを開き、表示される Client ID をコピーしてください。
  2. 同じ場所で Client Secret をコピーしてください。Secret は一度だけ表示されるため、ページを離れる前に安全に保管してください。
  3. このクライアント認証情報が、Sage Intacct の会社設定で明示的に承認された Web Services ユーザーに紐付いていることを確認してください。専用の統合ユーザーをそこで承認してください。会社の Web Services 設定でアプリが承認されていないと、トークン取得の段階で拒否されます。
この接続で一番多い落とし穴:誰かが統合ユーザーで Web 画面にログインするとトークンが使えなくなり、同期が REST-2102 で失敗し始めます。そのユーザーは接続専用にしてください。

Integration への入力#

  1. Integration を開き、新規接続を作成して Sage Intacct を選んでください。フォームには次の 3 フィールドがあります。この順に入力してください。
  2. client_id(Client ID):必須、テキストフィールド。Sage Developer Portal → アプリからコピーした Client ID を貼り付けてください。
  3. client_secret(Client Secret):必須、パスワードフィールド。同じアプリページの Client Secret を貼り付けてください。シークレットとして保存され、保存後に再表示されることはありません。
  4. company_id(Company ID(任意)):任意、テキストフィールド。例:mycompany。複数エンティティで運用する場合のみ入力し、ここに Entity ID を入れます。このフォームでは Company ID と Entity ID は同じ値です。別のエンティティ欄はなく、単一エンティティの会社は空欄にします。
  5. サーバーアドレスの入力欄はありません。接続は常に Sage Intacct REST API v1 のアドレス https://api.intacct.com/ia/api/v1 を使います。

接続テスト#

「接続テスト」をクリックすると、システムは 2 ステップを実際に実行します。ステップ 1:Client ID と Client Secret を Sage Intacct のトークンアドレス(POST https://api.intacct.com/ia/api/v1/oauth2/token)でトークンに交換します。必須フィールドのどちらかが空だと、テストは MISSING_CLIENT_SECRET で即座に止まり、リクエストは一切送信されません。このステップで Sage Intacct が 401 を返すと結果は INVALID_CREDENTIALS です。値が間違っているか、会社の Web Services 設定でアプリが承認されていません。

ステップ 2:そのトークンで、システムはクエリサービス(POST /services/core/query)経由で小さな確認を行い、顧客を 1 件問い合わせます。オブジェクト customer、フィールド id と name、size 1 です。200 が返れば接続は最後まで通っています。確認が 401 を返すと結果は INVALID_TOKEN で、メッセージには REST-2102 の注意が含まれます。承認済みユーザーで Web 画面にログインするとトークンが無効になる、という内容です。テストはタイムアウトを報告するまで最大 12 秒待ちます。

Mapping / テンプレート選択#

この接続が扱う 3 種類のオブジェクト(顧客、請求書(Sage Intacct では arinvoice オブジェクト)、製品)の Mapping を設定してください。種類ごとに Sage Intacct のフィールドと自社側のフィールドを対応付け(最低限レコードの id と名称)、有効化前に実レコード 1 件でプレビューを確認します。company_id を入力した場合は、プレビューのレコードがそのエンティティのものか確認してください。

この接続で今できること・まだできないこと:顧客・請求書・製品は取り込みも送信もできます。販売注文と在庫はまだこの接続では同期できないため、ここで Sage Intacct から注文や在庫数を受け取る前提のフローは作らないでください。
Sage Intacct の往復:まずトークン取得、次に顧客 1 件の確認、その後 顧客・請求書・製品を双方向に同期。

有効化#

有効化後、有効にしたフローが Sage Intacct とお使いのシステムの間で顧客・請求書・製品を同期します。新規・変更レコードが取り込まれ、自社側で作成・更新したレコードは Sage Intacct に返送されます。最初の実行は Runs / Logs で確認してください。同期が突然 REST-2102 で失敗し始めたら、まず Mapping を変えずに、誰かが統合ユーザーで Web 画面にログインしていないか確認し、トークンを再発行して、そのユーザーが Web 画面にログインしないようにしてください。

よくある質問#

同期が突然 REST-2102 で失敗する、またはテストが INVALID_TOKEN を返す

トークンが無効になっています。よくある原因は、承認済みの Web Services 統合ユーザーで誰かが Sage Intacct の Web 画面にログインしたことです。そのログインでこの接続が使うトークンが無効になります。

接続用にトークンを再発行し、もう一度テストしてください。そしてその統合ユーザーは Web 画面に二度とログインさせないでください。この接続のためだけに存在するユーザーです。

テストが INVALID_CREDENTIALS を返す(トークン取得時に 401)

貼り付けた Client ID か Client Secret が間違っているか、アプリが Sage Intacct 会社の Web Services 設定で承認されていません。どちらの場合も Sage Intacct はトークン要求を拒否します。

Sage Developer Portal → アプリから両方の値をコピーし直し(Secret は一度だけ表示されるため、保存したコピーを使用)、余分な空白なしで貼り直してください。会社設定で、専用の Web Services ユーザーに対してアプリが承認されていることも確認してください。その後もう一度テストします。

テストが MISSING_CLIENT_SECRET を返す

必須フィールドの client_id か client_secret のどちらかが接続フォームで空です。テストはまずこれを確認し、両方が入力されるまで Sage Intacct にリクエストを送信しません。

client_id と client_secret の両方に Sage Developer Portal → アプリの値を入力して保存し、テストを再実行してください。

販売注文や在庫が連携されない

Mapping の誤りではありません。この接続が同期するのは顧客・請求書・製品のみで、販売注文と在庫は扱いません。Mapping をどう設定してもその 2 種類のデータは来ません。

この接続のフローは顧客・請求書・製品に限定し、販売注文と在庫は当面は既存の別の手順で処理してください。