卸売業者オンボーディング:仕入受領から出荷配送まで
最終更新 2026-10-13
卸売業者・販売店の最小クローズドループ:マスタデータ、仕入受領、受注出荷。

このガイドは仕入先から調達して再販する卸売業者・販売店向けです。最小ループは3つ:マスタデータ整備、仕入受領、受注出荷。
まずマスタデータを整える#
- 商品(SKU):各SKUを作成し、複数UOMとパレット設定を行います。ABC分析は荷主ごとに有効化でき、過去90日の出庫量で毎日自動分類されます。
- 仕入先と顧客:仕入先マスタは購買とWMSで共用です。Excelインポート時、存在しない顧客は名前で自動作成されます。
- ロケーション:マスタデータで管理し、一括インポート/エクスポートが可能です。ピッキング面に最小在庫を設定すると、在庫低下時に補充タスクが自動生成されます。
仕入受領ループ#
- 発注伝票を作成(仕入先+倉庫+明細)→ 承認申請 → 承認。購買設定で「承認時にASN自動作成」「ASN自動WMS連携」を有効化できます。
- ASNを送信または発注伝票をリリースしてWMSに入庫伝票を作成します(冪等性あり、重複なし)。
- 受領:デスクトップの「受領」メニュー(パレット受領/直接受領)、またはモバイル用受領タスクを作成して作業者に割当てます。過不足は許可されますが、差異は1行ずつ確認が必要です。
- 受領完了時、実績数量と差異は発注明細に自動で全量反映されます。差異は購買の差異ページで確認できます。
受注出荷ループ#
- OMSで販売伝票を作成:手入力、Excel/CSVインポート、チャネル取込、CRM商談からの変換。下書きは編集可能で、申請後に承認フローへ。
- 承認(ATP在庫確認)→ 倉庫割当 → リリース。wms_syncモードではWMS連携で出庫伝票を作成します(冪等性あり)。
- 波動をリリース(手動または定期)→ 注文ごとにピッキングタスクを作成 → 作業者がモバイルでロケーション順にピッキングし、トートへ投入します。
- 梱包確認後に発送:追跡番号はOMS明細に反映されます。分割出荷による部分履行も可能です。
- 返品:OMS注文からRMAを作成します。返品受領は通常の受領フローで行います。

賞味期限品は引当戦略をFEFOに設定し、期限アラート(90日以内)で定期的に確認しましょう。
在庫調整にはwms.inventory_adjust権限が必要です。未完了の棚卸タスク対象ロケーションはロックされ、調整・移動・補充ができません。